第88番 おお  くぼ    じ

ご詠歌
なむやくし しょびょうなかれと ねがひつつ
        まいれるひとは おほくぼのてら



 結願への最後の十八`の山路をたどる。長い遍路の旅もここが終着・結願の寺である。「お大師さんのおかげで巡拝できた」そのよろこびははかりしれない。寺伝によれば元正天皇のころ、行基菩薩がこの地に留錫し、弘法大師が唐から帰国してより、現在の奥ノ院の岩窟で求聞持の法を修し、大きな窪のかたわらに堂宇を建立して自刻の薬師如来を安置した。これが大窪寺のはじまりで、後に女人高野ともいわれ、参拝者で賑わったという。そそり立つ胎蔵ヶ峰を背景に本堂があり、礼堂・中殿・奥殿(二重多宝塔)からなり、ご本尊の薬師如来は奥殿に安置されている。薬壺のかわりにほら貝をもった尊容をされ、このほら貝ですべての厄難諸病をふきはらうといわれる。堂内には松葉杖、髪の毛の束、ギプスやコルセットなど奉納されている。強い信仰のささえがあってこそ巡拝中におかげをうけたのである。打ち終えた遍路は大師堂で感謝の勤行をすませ、杖・菅笠を納めてゆく。

名称 医王山 大窪寺
宗派 真言宗大覚寺派
本尊 薬師如来
住所 香川県さぬき市多和兼割96
Tel  0879−56−2278
交通 徒歩
長尾寺→来洒→額栖→多和支所→槙川→大窪寺 4時間20分17.2km
交通 ・長尾寺(徒歩5分)→大川バス本社前→多和学校前(大川バス長谷行23分)6回12.2km 下車後徒歩1時間20分 5.5km
・(注)大窪寺より切幡寺へ 大窪寺(徒歩1時間40分,6.7km)→大影校前→切幡寺前(徳島バス二条中のりかえ60分)5回 20km,大窪寺より高松へ 多和学校前→本社前(大川バス40分)5回12.5km→(のりかえ)→三本松(大川・琴電バス90分)28回16.4km→徳島(大川・琴電・徳島バス63分)19回 49km
宿泊 宿坊 80人 3,800円
    八十窪30人 4,000円前後
    (0879(56)2031)
中食たらいうどんー野田屋
 200人まで 600円前後(0879(56)2028)


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