医王寺厨子 国指定重要文化財 |
|
「厨」は箱を意味し、寺院では仏像や経巻きを安置するところを厨子と呼びます。医王寺の厨子は入母屋造・妻入で屋根はこけら葺。それらの技法、様式は禅宗様式といわれる唐様の特徴をよく表していて、鎌倉時代から始まったこの様式が医王寺の厨子に取り入られており、室町時代の秀作とされています。 ●場所 ・・・ マップ |
場神社クスの木 |
|
樹齢推定700年のクスの木。周囲7.8m、地上で2大幹となっていて、高さ36m。町内の同種のものでは最も古く巨木です。 ●場所 ・・・ マップ |
惣河内神社ウラジロガシ 県指定天然記念物 |
|
面河へ通じる国道494号線横の想河内神社参道の入り口にあります。ブナ科の常緑高木で、目通り6m、高さ11m。葉の裏が白く見えることから「ウラジロガシ」と呼ばれています。県内でも数少ない老大樹です。 ●場所 ・・・ マップ |
一畳庵 |
|
河之内音田にある想河内神社の社務所。俳誌「渋柿」を創刊した松根東洋城(芸術会員)は昭和25年8月から1年3ヶ月の間、この社務所の一畳を借りて住み、人間修行としての俳句の境地を説き、門下の育成に専念しました。境内には「山屏風春の炬燵に こもるかな」「春秋冬 冬を百日桜かな」の句碑が建てられています。 ●場所 ・・・ マップ |
金毘羅寺四本杉 |
|
「金毘羅さん」と親しまれている松尾山金毘羅寺。長寛年中の創立で称明寺と称されていましたが、慶長年間、加藤嘉明公によって「金毘羅寺」と改められました。寺の本堂の前には嘉明公の手植えといわれる四本の杉が聳え、その歴史を物語っています。 ●場所 ・・・ マップ |
久尾エドヒガンザクラ |
|
井内久尾の耕地の尽きた所にある、桜の木では町内一の巨木。目通り3m、高さ16m「孝子桜」「孝太郎桜」「釣鐘桜」とも呼ばれています。この桜の花の咲き具合で、その年の豊凶を占ったともされています。 ●場所 ・・・ マップ |
川上神社古墳 県指定史跡 |
|
横穴式であること、巨石を使用していること、そして出土品などから7世紀中頃(大化の改新)の後末期古墳であるといわれています。この古墳からは、県下出土のなかでも最も多い馬具が出土しており、被葬者は河内だけでなく松山平野においても極めて有力な首長の一人であったと推定されています。 ●場所 ・・・ マップ |
雨 滝 |
|
雨乞いの行場として知られる景勝地が「雨滝」です。白猪、唐岬の滝水を集めて岩をかみ落下する水の音、樹林に覆われ昼でも暗い滝壺は祈りの場にふさわしい空気が漂っています。 ●場所 ・・・ マップ |
山椒ヶ崖 |
|
重信川の上流、表川の浸触作用でつくられた崖で、屏風を立てたような絶壁です。和泉砂岩の断崖が重なりあって見事な自然の造形美を創作しています。 ●場所 ・・・ マップ |
川内公園 | |
広大な吹上池に浮かぶ中の島、腕を伸ばした老松が静寂な佇まいをみせる公園です。水辺には水鳥が遊び、休日には若いカップルや家族連れの憩いの場となっています。 ●場所 ・・・ マップ |
川上旧街道 金毘羅街道 |
|
古くから交通の要衝として開けた土地で、川内の町筋(金毘羅街道)がその中心となっていました。町筋には川内駅があり、宿屋・酒屋・油屋・薬屋・紺屋・鍛冶屋などが軒先を並べ賑わっていましたが、明治時代に入って海岸沿いに鉄道が敷かれ、川内の町筋も次第に衰退。今も町内に残る里程標や常夜灯が往時を忍ばせています。 ●場所 ・・・ マップ |
白猪の滝 |
|
皿ヶ嶺連峰県立自然公園の中にある高さ96mの滝。重信川の上流、表川白猪越の渓にかかり、その落下する姿はまさに自然の偉大さを物語ります。春には山吹や藤の花、夏には新緑、秋には紅葉、そして冬の極寒期には滝全体が氷の城となって、まさに壮観そのもの。毎年11月3日には白猪の滝まつりが開催され、錦に染まった紅葉を多くの人が楽しみます。 ●場所 ・・・ マップ |
唐岬の滝 |
|
白猪の滝の猛々しさに比べて優美なその姿は「女滝」と呼ばれています。上浮穴郡との境界近く、割石峠の渓谷にかかっていて、高さ114m。面河渓へと通じる黒森スカイラインからの遠望も素晴らしいものがあります。白猪の滝と同じく皿ヶ嶺連峰県立自然公園に含まれています。 ●場所 ・・・ マップ |
滑川渓谷 |
|
皿ヶ嶺連峰県立自然公園に含まれていて、長い歴史の中で侵食された砂櫟岩の奇妙な岩肌や1kmにおよぶナメラの河床、そして流れ下る碧の水は、あたかも仙人境。自然の中に身をあずければ、悠久の歴史が静かに語りかけてきます。 ●場所 ・・・ マップ |