今治市の祭り


遍照院厄除大祭・・・菊間町
開催日:2月3日

毎月2月の節分の日に行われる厄除けの行事。
厄除祈願には、県内外から厄年を迎えられた大勢の人が訪れます。
老若男女はわら草履に履き替え、
参拝祈願が終わると護摩のなかに投げ入れて厄除けを祈願します。
地元・還暦の方による餅まき・豆まきが行われ、
「福は内、鬼も内」の声が境内に響きます。


今治地方春祭
開催日:5月初旬 〜 下旬

5月初旬から中旬にかけて今治地方の春祭りが行われ、
この地方独自の獅子舞や名物の「継き獅子」が奉納されます。
継ぎ獅子は、伊勢神宮の「太々神楽」にルーツがあり、
今から約300年の昔、元禄時代の頃に始まったと言われています。
各地の神社で3継ぎ・4継ぎの継ぎ獅子が奉納され、
特に神宮野間神社や吹場神社で行われる各地の継ぎ獅子が集結する様は圧巻です。


一人角力・・・大三島町
開催日:旧暦5月5日(御田植祭) 旧暦9月9日(抜穂際)

毎年、旧暦5月5日に行われる
春の御田植祭と旧暦9月9日の秋の抜穂祭において、
大山祇神社の御桟敷殿と斎田の間に設けられた土俵で行われる
相撲神事が「一人角力」です。
「稲の精霊」と「一力山」による3本勝負で行われ、
稲の精霊が2勝1敗で勝つ習わしとなっています。


三島水軍鶴姫まつり・・・大三島町
開催日:7月中旬

大山祇神社参から宮浦港までの間を、瀬戸内のジャンヌダルクと呼ばれる鶴姫と、
大山祇神社ゆかりの武士を再現した歴史絵巻行列が繰り広げられます。
また、大三島の宗方地区に古くから伝わる櫂伝馬レースや物産展などのイベントが行われます。




今治市民のまつり“おんまく”
開催日:8月の第1土日

「おんまく」とは、今治の方言で
“めちゃくちゃ”“いっぱい”“思いっきり”という意味で、
市民が一体となれるパワフルなまつりとして誕生しました。
踊りの競演や継ぎ獅子などの郷土芸能のほか
最終日には中四国最大級のおんまく花火が打ち揚げられます。

   

お供馬の走り込み・・・菊間町
開催日:10月中旬

菊間の加加茂神社秋季大祭で、
神社の境内を6歳から15歳までの子供の騎手「乗子」がお祭り用の鞍や装飾具をつけた馬に乗り込み、
約300mの境内の参道馬場を勇ましい掛け声とともに駆け抜けます。
今から500年ほど前より、家内安全、五穀豊穣を祈願して行われており、
お供馬の名前は、神馬と騎手が神輿渡御に供奉し、御旅所へお供することに由来しています。