鄙の会

鄙の餅 都の餅
そんな言葉にひかれて鄙の会と名づけた
好きな人だけ、好きな時だけ
集まる寄り合い
先生もいない、生徒もいない
月謝もない



おひな祭り

銅山川の小石をつめた
手づくりの貝雛
振ると鈴のような
かわいい音がします
保子びなをはじめ
会員一人一人のひなびなが・・・
これも手づくりのはし袋です
小さな
アメ玉のような手まりを添え
今日は楽しいおひな祭り

  







刺し子の鯉のぼり

古いものを大事にしつつ
新しいことへも
常にチャレンジ
今年の課題は
鯉のぼり
どんどん寄ってきて
おお空を
ふわり ふわり








お月見

今日はお月見の寄り合いだ
でも雲にかくれて
お月さま
顔を出してくれない
だから金紙を丸く切り
保子お月さまの
お出ましだ



古 袋 集 合



日 傘
色 紙 掛

タペストリー

いいお友だち

巡礼はご縁の始まり
八十八か所を巡って
いいお友だちができた
二十年で沢山のお友だち
これも刺し子がご縁
そして巡礼の功徳




古代布と刺し子こたつかけ
刺し子の良さ

刺し子は
邪魔にならないし
いつまでも使える
折りたたんで
タンスにしまっておける



上 衣


着物

十字つなぎ
ぬくもり

刺し子には
一針一針にぬくもりがある
やさしさがある
やすらぎがある
もとは傷んだ藍木綿に
糸で補強したのが “刺し子”
日本古来の
生活そのものであった





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