吾川郡 いの町の祭り

    いのの大国さま  旧暦1月22日

 椙本神社は1200年以上の歴史があり、商売繁昌、家内安全、縁結びに特にご利益があると言われています。春の大祭は約10万人の参拝客を集め、土佐古来三大祭りのひとつに数えられており、笹に短冊小判付の福俵が人気です。秋の大祭は、鎌倉時代につくられた八角形漆塗神興が(八角形は全国で唯一・国の重要文化財)天狗に獅子舞、稚児行列を伴って町内を通り仁淀川河原まで練り歩くおなばれは、古式豊かな豊かな一大歴史絵巻で必見です。


      吾北・カタシの花祭り 
          3月後半日曜日

 日本一の薮椿(別名カタシ)の花の頃に行われる住民の手作り行事です。若宮八幡宮のお神楽、太鼓やスティールパンの演奏、ふるさと産品の販売などの内容で、楽しい一日を過ごすことができます。


      陣ヶ森を歩こう会  4月

 四国自然百選にも認定されている工石山陣ヶ森建立自然公園の約5.1kmを歩きます。行程はさほどきつくないので、小さなお子様連れでも気軽に参加できます。 アセビの群生林や、遠く浦戸湾を望むパノラマは絶景で、歩いてきた疲れを忘れさせてくれます。頂上ではバーベキューやゲームなども行われ、気持ちいい一日となるでしょう。


   仁淀川紙のこいのぼり  5月上旬

 いの町特産の紙『不織布』を使って思い思いに色塗した紙のこいのぼりが、毎年清流仁淀川に泳ぎます。平成7年からはじまったイベントも毎年盛り上がりを見せ、平成12年には「第4回ふるさとイベント大賞自治大臣表彰」を受賞しました。仁淀川ふるさと市や各種催しもあり、多くの人が訪れます。


     仁淀川まつり  8月第1日曜日

 町民が参加し、交流できるイベントとして、300kgの福俵を引っぱりタイムを競う『いの一番福俵レース』をはじめ、『鳴子踊り』等が行われます。また夜には1000発の花火が打ち上げられ、終日多くの人でにぎわいます。


  吉野川源流本川まつり  8月15

 道の駅「木の香」で、宝探しやカラオケ大会、郷土芸能などが行われ、吉野川の恩恵に感謝しつつ楽しく過ごす夏のイベントです。


  「八代の舞台」農村歌舞伎  11月5日

 八代八幡宮の舞台は昔、神楽殿として神楽が奉納されていたが徳川時代後期、全国的な歌舞伎流行の時「氏神さまは芝居がお好き」として歌舞伎奉納が行われ、以来氏子の若い衆により毎年演じられ、神も人も老若男女楽しまれています。昔ながらの舞台構造は、その演技とも100年来の姿をとどめ、貴重な文化遺産であるとして昭和51年には国の重要有形民俗文化財に指定されています。今後も伝統芸能をまもるべく、地区の青年団によって子供達に教え伝えられています。


  王国もみじまつり  11月中旬

 吾北地区を代表する秋の一大イベント。 ほどのの紅葉をバックにキャラクターショーや地元の特産品が味わえる「ほのほの市」など、大人から子供まで楽しめる内容が盛り沢山です。「グリーンパークほどの」で開催され、県内外から大勢の観光客で賑わいます。