韓国でホームステイをして…

                                         泰泉寺 真祐(12歳)

 私は、今回初めて、「ホームステイ」の体験をすることになりました。実際に体験してみて、本当によかったと思います。行く前は何日も前から楽しみだったけど、実際に韓国に着いたら、怖いという気持ちと不安な気持ちがたくさんありました。でも、ホームステイ先の家の人たちが、みんな笑顔で迎えてくれて、とっても安心しました。
 ホームステイ先の家に着いて、一番最初に思ったことは、
「めちゃくちゃきれいな家。」
という事です。本当にきれいでした。私は、韓国の家は全部、木造とかでできた家だと思っていたけど、本当にきれいすぎて感動しました。
 一軒目の家の男の子は、進んで私たちに、パソコンゲームなどの遊びを教えてくれて、本当にやさしい子でよかったです。お母さんたちも、みんなやさしくて、とてもうれしかったです。
 食べ物では、実を言うとこれは無理だというものも少しはあったんだけど、おいしかったものもあって、食べ物のことではあまり困りませんでした。
 言葉のことで、初めは通じあわないだろうとずっと思っていたけど、本当は私たちが韓国語を覚えてしゃべらないといけないはずなのに、ホームステイ先の方が、日本語を一生けんめいしゃべってくれて、とても助かりました。
 二件目のおうちも、きれいな家で、小5と中3の二人の姉妹がいました。小学五年生の女の子の方は、どんな時でもニコニコ笑ってくれて、かわいかったです。私たちの中でも一番年上だった、中学三年生の女の子の方は、お母さんに負けないぐらいお手伝いをしていて、私から見ても、いつもすごいなあと思える人でした。お母さんは、病院に勤めていて忙しいのに、仕事に出かける間際まで、私たちにいつもやさしくしゃべってくれて、うれしかったです。
 全体行動の方でも、とっても楽しいことがいっぱいでした。古墳博物館では、日本と韓国がよく似ていたのでびっくりしました。他にも、お寺のことをよく知れたり、バスケットや水泳などで遊んだりできて、たくさんの思い出を作ることができました。
 帰るときなんて、なみだが止まりませんでした。本当に帰りたくないと思っていました。ホームステイの家の方や、お世話をしてくれた方は、私たちにとって、最高のささえになってくれた人ばかりでした。本当にありがとうございます。
 私は、このホームステイが初めてで、交流を深めることなどはよくわからなかったけど、実際にしてみて一番よくわかったことは、友達をつくるという事はこんなにも楽しいものだということです。こんなすごい体験が、自分自身でできて本当によかったです。
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