第 138 号
ボランティアセミナー
 12月18日夕方7時より、えひめNPOセンター代表理事 菊池修氏の「地域デビュー」とゆう演題の講演が有る聞き、以前より政経塾の地域への貢献を如何にあるべきかを考え、塾内においても、大きなテーマでありましたので、何かヒントにでもなればと思い出かけました。

 講演はイロイロ参考になるところが沢山有りましたが、特に興味が有ったのは、公と私、官と民の話でした。今の自分たちは共同体(会社・地域・団体・共通の目的を持った人の集まり)の何処かに存在し意見交換、コミニケィションを図る場所が公共施設である、つまり、共同体と共同体のつなぎが公共である、其れが何時しか公が官に、私が民に変わった認識になり、民は官に税金を払って生活サービスを受けるのが当たり前になり、又、官は民に対して市民全員公平とゆうお題目の為、不平不満が出てくる(官に頼りすぎ)公と私の関係であるときは自己能力を持つことによって自分の環境が変わる、つまり、民は官に税金払う代わりに生活サービスを要求する、公と私の関係のあいだでは自分で何が出来るか又何が必要か考え自発的に動きお互いを助け合う事が可能である。
 ボランティアに置いても官は公平の原則を守り被災者が全員公平なサービスを行うため不満が出やすい、ボランティア団体においては、目の前の困っている人達から手をさし伸ばす事が可能である (自己判断で行動が出来る)

 共同 … 同じ事を共に行う

 協同 … 同じ事を協力し合う

 協働 … 違う事から始める

 奉仕作業一つを取り上げてもボランティアは自発的であり強制力がなく各々が思うがまま作業をこなせることが出来る、同じ事を官指導で行うと「一人ひとりに此処まで作業して下さい」と強制力が働きやらされていると感じる(公平に作業してもらう為)NPOは非営利団体であり、官の様に税金を貰らって、生活サービスを行う事が出来ないが、共同体と共同体のつなぎ役が出来る、例えば、何処か災害に遭えば何処かのNPOが出かけ手助けをし、又何処か違う所が災害に遭えば出かける、つまり、お互いの地域が互換性を持ち資源、サービスを共感し合う事によってお互いの地域を自発的に助け合う事が出来る、つまり、ボランティアとは自分が他人をあてにしないでどれだけ自発的に動き個々の能力で他人そして他の地域の為に動けるかが大切である。

 先ず、自分周りで出来る事を探し行動することが今日の演題である、地域デビューをする為の一つの手段であり、又、身近な問題点、住民が困っている点をお互いの地域が互換性を持ち話し合う場所を官主導で無く住民で立ち上げて行く事が地域への貢献の一歩になるのでは!

平成19年12月18日
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