第 147 号
楽で楽しいエコしよう♪楽エコフェア
〜チームマイナス17%〜
 平成20年3月9日()に四国中央市土居町にある文化会館ユーホールを会場として、楽エコフェアが開催され参加して参りました。環境問題をテーマに活動されている「グリーンアースうま」の中川さんよりお誘いを頂き、内容を協議したうえで塾生で参加致しました。

 映画上映の前に中川さんより「チームマイナス17%」の趣旨内容についてご説明がありました。日本では環境問題の取組みとして京都議定書で温暖化ガス削減目標としてマイナス6%活動を推進しておりますことは、皆さんもご承知のとおりかと思います。私共の四国中央市ではマイナス17%削減を目標に掲げ、無理なく楽しくゲーム感覚でエコキャンペーンを行っています。その一貫として本日のエコフェアが開催されました。
 映画上映では環境問題をテーマとしてゴア元副大統領が出演し話題となった映画『不都合な真実』が上映されました。小さなお子さんには字幕であったうえに内容も少し難しかったように思いますが、環境問題を考える切っ掛けとしては、テーマに合致した内容であったと思います。
 地球温暖化による環境問題は今更詳細を詳しくご説明するまでもなく、昨今では色々な場面で取り上げられておりますので、そのメカニズムについてはご理解いただいていると思います。私自身がこの映画で感じたことは、地球規模での活動をしようとしても、大きな課題には向かって行き難いのですが、身近な出来ることからコツコツ始めることが、環境問題だけでなく全ての問題解決において大切なのではないかと言うことです。知っているけど実効しない。行動しない。これが本当は一番恐いことなのではないかと思うのです。そして圧倒的にそういう人達が多いのもまた現状ではないかということです。自分自身もこれまでを振り返るとそうであったと思います。これをすれば良いことはわかっていても時間が係りすぎて即効性のなさそうなことは、「何も自分がやらなくても」とか「自分ひとりくらい」などと考えてしまいがちだったと思います。環境問題のみならず回りを取り巻く問題に、多くの人が無関心だったり行動を起さないことが、本当は一番恐いことだと思いました。
 無理なく自分の出来ることから身近な問題を解決に向かうために、まず出来るアクションをきちんと起すことが大切であることを学びました。

 帰りに出展ブースで手作りのお菓子などを購入しました。手作りには暖かさがあります。美味しく頂きました。いつも思うのですがこういったイベントを実施されるのは本当にエネルギーが必要です。関係者の皆様には本当にお疲れ様です。これからも環境問題に頑張って取り組んでいただきたいと思います。また私も微力ながら出来る限りの応援をしたいと思った次第です。

平成20年3月9日
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