第 148 号
♪ 楽エコフェア ♪
映画“不都合な真実”
 3月9日(日)、四国中央市土居町=ユーホール会場で、『楽エコフェアー』が開催されました。又映画では、環境問題をテーマとして“不都合な真実が”上映されました。

 先ず映画上映の前に、誰もが気になっている「温暖化対策」について、グリーンアースうま 事務局の中川さんから、チームマイナス17%の説明がありました。
 四国中央市は、市として温暖化ガス削減目標を(民生部門で)マイナス17%に決め、「チームマイナス17%」は、国が推進する環境キャンペーン「チームマイナス6%」をヒント!にした、四国中央市限定の省エネキャンペーンです。せっかく決めたのなら、私たち市民で、実際にチャレンジして実現させましょう!と、中川さんの説明が始まりました。このチームマイナス17%キャンペーンは、地味に・真面目に・我慢して、ではまく、楽しく・楽に♪ゲーム感覚で楽しんで・・・しかも、省エネで、財布にはうれしく、商品ももらえ、環境によく、カンタン。チームマイナス17%のしくみは、チームマイナス17%にエントリー『参加登録』をします。参加した人の中で、実際に、二酸化炭素排出を17%削減できるかチャレンジ!します。チームマイナス17%やエントリーなどの詳しい情報は、http://ngeuma.comへ お問い合わせ下さい。


 次に映画では、環境をテーマに “不都合な真実” が上映され、環境がテーマでしたので、TVなどで温暖化についての番組などを見た事がありますが、そういった地球のドキュメンタリー的な映画?かなと思い、始まるのを待っていましたが、映画にはクリントン時代の副大統領『アルバート・ゴア氏』が出演されていたのには驚きました。このような環境をテーマとした、映画やTVなどを観る度、誰もが何とかしなければと考えさせられる事でしょう。でも実際にどうでしょう、映画やTVを観た時だけ大変だと感じるだけで、振り返れば温暖化対策を生活の中で行っているでしょうか? 世界の人口は約66億6千万人(米国勢調査局、国連統計のデータから推計)です、その中の一人が環境を考え温暖化対策を行っても何も変わらない、良くなるどころか悪化するだけ、皆さんの中には、温暖化対策のため活動を行っている方々も沢山おられます、ですが現実には、温暖化対策のためにコツコツとガソリンや光熱費を削減したり、ゴミを減らすためにエコバックを使用したりといった、日常生活の中で自分ができる事を行っている人が、全人口の66億人に何人おられるでしょう? 私が考えなくても、温暖化対策活動を行っている人がやってくれる、自分でなくても・・・他の人が・・・、という人が現実には多いでしょう。私自身の事になりますが、来月塾が移転する事になり、今より自宅から近くなります、環境を考えた訳ではないのですが、車で移動するのではなく、自分の健康の為に、家から塾まで歩いて行こうと決めていました、これって二酸化炭素排出削減ですよね!そう考えたら、これだ!と、自分ではなく、他の人が何とかしてくれる?ではなく、先ず自分からです、世界中で話題となっている温暖化対策について、チームマイナス17%に参加するのも一つの方法ですが、そういった活動に参加するよりも、先ず日常生活の中で自分ができる事をやってみる事が何より大切な事だと、自分の身近で出来るほんの些細な事でもいい、その一つ一つが大切だという事です。今回の映画で良いきっかけになりました。


 只、映画に関して一つだけ残念に感じた事があります。温暖化について考えさせられる良いきっかけにはなったのですが、会場には子供さんも観に来られていました、残念ながら映画は字幕で上映されていました。温暖化、環境と考えた時、大人であろうと子供であろうと、世界全体の問題で有り、一人ひとりが取り組まなければならないという事だと思います。今回の映画は、正直会場に来られていた子供さんたちには理解できない映画だったと思います。映画は各国で上映されているでしょう、温暖化対策はとても大きな問題です、大きな問題ならこそ各国の言葉で吹き替えにするとか、また子供さんにも理解できる内容であればと感じました。

平成20年3月9日
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