第 157 号
四国政経塾 創立 15周年記念を迎えて
 平成5年6月に産声を上げた「四国政経塾」が、今年15年目の誕生日を迎えました。
 人間で言う「少年式」にあたる年です。15年間様々な方にご理解を頂き、日々支えていただいたことに感謝し、これまでご支援いただいた御礼と、新たな門出に当たり更なるご理解を賜りたく6月28日()に四国中央市にあるコスモパルを会場に「創立15周年記念事業」と合わせて4月に完成した「事務所新築披露パーティー」を開催しました。

    

 当日は、四国中央市長様を初め、財団法人松下政経塾塾頭様や市議会議員の皆様、10年間姉妹塾として日韓交流を続けている韓国社団法人機会の学塾の皆様、そして塾の事業にご支援をいただいている岡山人間論ゼミ関係者の皆様、イベントなどに格別のご支援をいただいている関係企業の皆様、当日ご演奏などでご協力くださった市内ボランティア団体(三島民謡クラブ・みそさざい・カノン)の皆様、琴の第一人者「篠原百子」先生と琴桃会(きんとうかい)の皆様、四国政経塾関係者の皆様、そして何よりも日頃よりご支援をいただいている支援企業各社の皆様をお迎えし盛大に開催でき、心に残る記念すべき日を迎えることができました。まずは、お忙しいなかをご出席くださいました多くの皆様をはじめ、準備などでお手伝い頂いた塾関係者の皆様に厚く御礼を申し上げます。
 また、お仕事などご都合により起こしになられなかった方々も同様に、この15年間支え続けてくださいましたことに厚く感謝を申し上げます。6月は殆どこの事業の準備に時間を費やしました。準備万端整えたつもりでしたが、行き届かなかった点も多々あったように反省しております。当日は塾生や関係者の皆様にも、少ない時間とスタッフ数でご面倒をかけたうえに、何かと忙しい準備作業であったと思いますが快くお手伝い頂き有難うございました。また、準備不足な点がありましたことを深くお詫び申し上げます。
 一口に15年と言いましても、その年月にはいろんな苦労があったと思います。私などは15年の歴史のほんの3年間しか携わっていませんから、まだまだ勉強を積み重ねなければならないと思っています。今回15年間の歩みをパワーポイントにてご紹介しようと、今までの活動の一部を写真で振り返ることにしました。以前少し使ったことがあったので、すぐに作れると思っていたパワーポイント資料の作成が、思いのほか大変でした。しかし、塾頭や塾生が何度も視聴してくれて、ナレーションや音楽などにもいろんなアドバイスをもらい、自分で言うのもなんですが本当によい仕上がりになったと思います。こうした資料作りをはじめ、一人一人が自分自身の役割を果たしたからこそ、今回の企画も無事終了できたと思います。スタッフだけでなく、勉強会に参加している塾生やスタッフの親御さんや塾の身内の方々も、快く協力していただいたことに本当に心より感謝の気持ちで一杯です。また、十分な時間もなかったと思いますが、当日の演奏にご協力いただいた琴桃会の篠原先生やボランティア団体の方々にも、本当にすばらしい演奏や歌声を披露していただき、私共の式典に華を添えていただきました。

        

        

 社会生活もまたこうした一人一人の人達が互いに結び合って成り立っているのだと思います。企画から実施に至るまで本当にいろいろな人に支えられていることを改めて実感することが出来ました。
 今後はこの感謝の気持ちを忘れずに、15歳というまだまだ未熟な団体ではありますが、いずれは立派な成人になれるよう日々精進していきたいと思います。四国政経塾は実践を通じて人材育成を行っている団体です。周りの人からは分かりにくい活動かもわかりません。また評価もさまざまではないかと思います。しかしながら今後も20年・30年と継続していくことで、少しずつ皆様に理解していただけるよう前進してまいります。人材育成に終わりはありません。私たちの事業は未来永劫に継続しなければならない事業です。15年で結果を出すものではなく、今はあくまでも通過点に過ぎません。すでに到来している混迷の時代にこそ、本当に必要なものが見えてくるのだと確信し、今後も一層「地域から日本を変える」という壮大で崇高な目標に向かって邁進していきます。
 私たち四国政経塾15歳の誕生日は、皆さんに祝福されて本当に最高でした。この記念すべき日に、自分がその場に居れたことも決して偶然ではなく、そこで出会った人たちもまた必然的に出会ったものです。この出会いの意味を十分理解し、そして出会いに感謝し、これまでの活動の原点を振り返り、初心に帰りつつ、また新たな時代へのチャレンジを出会った全ての仲間とともに進めていきたいと思います。

 まだまだ感謝の意を言い尽くせませんが、本当に皆様ありがとうございました。
平成20年6月28日
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