第 158 号
四国政経塾 創立 15周年記念
 今年で、四国政経塾が設立してから15年を迎えました。4月に事務所も新しくなり、6月28日に、四国政経塾15周年記念と事務所新築披露パーティーを四国中央市コスモパルにて行ないました。

 創立15周年記念と新築披露パーティーをするということで、はじめは、新しくなった塾の教室で行なおうという予定で話しを進めていました。ですが、15年間塾を支援してくださっている支援企業様の方々や、四国中央市長をはじめ、塾の事業に協力してくださった各企業様等・・・この人も、あの方もと案内を出していたら、とても、とても塾の教室で行う事ができなくなり、会場を変えコスモパルにて行う事になりました。話しを進めていく中で、四国政経塾が15年を迎えるという事で、お忙しい中を出席して下さるのだから、ただ形式的な式典で終わらすのはどうなんだろうと話し合いました。15年間政経塾が何をしてきたかという事を皆様に解りやすく説明する為、パワーポイントを使い15年の歩みについて作成しました。そしてイベントとして、琴の第一人者として現在もご活躍されている琴桃会 会長 篠原百子先生、また、市内ボランティア団体の、三島民謡クラブ・カノン・みそさざい様には、式典を盛り上げていただく為、当日の演奏を頼む事となりました。式典を行なうにあたり約1ヵ月半ほど準備に時間がかかりました。

       

 式典当日、午後6時から始まり、約85名の方々に参加していただけました。式典・パーティーの流れについて簡単ですが説明します。先ず開式挨拶に四国政経塾の顧問である橋本邦健様、来賓祝辞では、四国中央市長 井原巧様・松下政経塾 塾頭 古山和宏様・韓国機会の学塾 理事長 劉判様と、3名の方々からお祝いの言葉を頂きました。また、四国政経塾代表挨拶として政経塾 顧問 小野晋也様、その後、四国政経塾15年の歩みとして、PCパワーポイントにてスライド上映、また、政経塾の運営に貢献された団体・個人の方と、感謝状を贈呈さて頂きました。後披露パーティーが始まり、披露パーティーでは、上記説明させていただきましたが、琴桃会 会長 篠原百子先生の演奏や市内ボランティア団体の方々の演奏と、パーティーでは盛大に行う事ができました。盛り上がったパーティーの後、功労賞の贈呈があり、政経塾 塾生から決意発表、最後に大和田塾頭から挨拶があり、式典・パーティーは、9時半過ぎに無事終わりました。
        

 式典の内容は、上記説明の通り皆様のお陰様で無事盛大に行なわれましたが、知人に「15年経ったんだよ」と言うと、ほとんど返ってくる言葉が、「15年ですか?」とか「15年も経つんだね」と言われます。一言で“15年”と言われると、実際15年経つと本当にあっという間の年月ですが、改めて、人生の中の15年間と考えるとあたりまえの事ですが、とても長い年月です。
 私は、塾生でもあり、事務局の1人でもあります。今回の式典では、イロイロな準備に関し事務局側の為、準備をしていました。塾の15年間の活動を皆様に説明をする為、事務局の石川さんにはパワーポイントを作成していただきました。パワーポイントを作成するにあたりただ映像だけを流しても意味がないので、その年毎に何をしたか解りやすくする為、私がナレーションを吹き込む事になりました、パワーポイントの作成も大変ですが、ナレーションの吹き込みも、それはそれで初めての事で凄く大変でした。ナレーションをするにあたり、改めて、政経塾が設立してから15年歩んできた出来事を思い起こす良い切っ掛けでもありました。

              

        

 私は式典で、功労賞を頂きました、功労賞を頂ける人物かどうか・・・・。松下政経塾との出逢いから京都政経塾、各四国四県での講演会での皆様との出逢い、韓国 木曜学術会に機会の学塾・・・・、他にも様々な事業並びに講演会や、沢山の人との出逢い、一言で言い表す事などできませんが、政経塾で学び言える事、自分で反省すべき事等、行事に参加した時塾報で記事にしていますので、その度、自分の感じた事や何を学んできたかが記事を読み反せば手に取るように自分自身解りますが、振り返り自分を考えた時、私は15年間、塾の為、地域の為、人の為、又、塾で教わっている自分が変わる事等、考えれば考えるほど、功労賞を頂く資格はありませんので、賞をいただく事を辞退しました、ですが、辞退したにもかかわらず、式典の時功労賞を頂きました、賞を頂いた時、自分が政経塾で歩んできた事は、自分がどうだったかという事を自分で評価するのではなく、自分の廻りの人が評価してくれる事、皆が認めてくれているからこそ頂けたのだろうと、そう考える事にしました。実際に受け取った時、心から嬉しく、また頑張ろうと・・・・。
 賞を頂いた時にお礼の言葉と、少し話させていただきましたが、塾頭から教わった事の中から一つ言わせて頂きました。人は、ただ生まれてくるのではなく、生まれてくるのには意味があるからこの世に生まれてくる、この世に生を受け、皆それぞれに進む道がありますが、その進む道にもそれぞれ与えられた意味がある事、自分に置き換えれば、この世に生まれてきた自分は意味があるから父・母の子として生まれ、これまで歩んできた道、そしてこれから歩んでいく道にも役目がある、自分にはよく解りませんが、他の塾生から見ると、自分が生まれてきた役目を少しは行なったから、15年という記念すべき時に功労賞をいただけた事にも繋がり、塾に自分が居る事に意味があるとするなら、自分に何が出来るか解りませんが、塾の教えでもある志を持ちどんな事でも良い、自分に出来る事や皆から頼られるように成長し、またこの政経塾を自分の世代だけでなく次の世代へと継承し続ける事、そうでなければ賞を頂いた意味もなく、塾で歩んできた意味もない、そう思います。言いたいことを100%としたら、ほんの5%くらいしか表現できていませんが、政経塾が設立し、15年と言う記念すべき時に賞を頂いた事、それから自分を生んでくれた父・母、塾を通して出逢った人、そして塾の皆さん、今まで塾で歩んで来られた事に、心から感謝しています、有難うございました。

 最後になってしまいましたが、四国政経塾 創立15周年式典・披露パーティーでは、来賓の方々、塾の事業に何時も快く協力してくださっている各企業様、そして支援企業様、韓国からは、機会の学塾 理事長 劉先生をはじめ塾生の方々、また、演奏の方では、心より引き受けていただいた、琴桃会 会長 篠原百子先生をはじめ、市民ボランティア団体の皆様、お忙しい中を参加してくださり心より感謝いたしております。15周年式典が無事盛大に開催できたのも、何よりも皆様のお蔭です、どんなに感謝を言い尽くしても足りませんが、本当に有難う御座いました。
平成20年6月28日
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