第 195 号
“備中・吹屋ふるさと村”を訪ねて
 日本の三大銅山とも言うべき“備中・吉岡銅山”“別子銅山”“足尾銅山”については、地元に“別子銅山”があるため“別子銅山”“足尾銅山”については興味を持ち知っていたが、恥ずかしいことではあるが10月30日(土)に“備中・吹屋ふるさと村”を初めて訪ねるまで備中・吹屋ふるさと村”や“備中・吉岡銅山”を知らなかった。

 別子銅山跡には、見学できる坑道はあるが距離が短い。
 しかし“備中・吉岡銅山”の「笹畝坑道」は、岡山県のふるさと村事業で坑道の一部・250メートルが復元整備され公開していることもあって坑道の中へ入って歴史を味わうのも、大変しんどかったが大変良かった気がした。
 初めて訪れるので岡山の森先生の案内で「笹畝坑道」に入って、先人が坑道を切り開いたすごさを体験し出口付近で、地上の光が見えたときは「この地上からの光は、チリで落盤事故に遭った人が助かったという安堵の光じゃね」等と実際「笹畝坑道」を訪れた人でないと分からない感じを味わう事もできた。

“備中・吹屋ふるさと村”は・・・
 ○ 徳川末期に建てられた広兼亭
 ○ 吹屋の町並みとベンガラ館
 ○ 日本一古い現存の現役小学校
 ○ 三菱財閥の創始者・岩崎弥太郎が玉垣を寄進した山神神社

 など江戸時代から明治時代にタイムスリップしたような古い歴史に触れた気がしたので、どうにかしてこれらをもっともっと宣伝する方法がないのかという気がした。

 帰って、早速“備中・吹屋ふるさと村”の状況を妻に話すと私以上に“備中・吹屋”へ訪ねていきたいと言い出した。
 この時に、私が率直に感じたのは、素晴らしいところであるが、高速道路からの目的地までの行くのに距離が長い。地理不案内なのでわかりやすい案内表示があればもう一度行ってみたい気がする点であった。

平成22年10月30日
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