第 262 号
四国政経塾
20周年記念講演及び記念式典
 今年の6月四国政経塾創立20年を迎える事が出来ました。塾ではいろんな行事が重なる事もあり遅れましたが、20年の節目を迎え、一層の活動充実を図る為、日頃お世話になっている皆様に感謝の気持ちと新たな当塾の出発を兼ね『祝・20周年記念行事』を112日に行いました。

 今から5年前、塾が現在の場所に移転し、ちょうど創立から15年という事もあった為、塾の新築披露パーティーと15周年記念を行いました。その時は歌や琴の演奏、そしてPCパワーポイントで塾の15年の歩みについて紹介させて頂き、盛大に行う事が出来ました。そして今年の20周年記念行事はどういったものにしようかと、塾頭と共にいろいろ考えました。四国政経塾は、松下政経塾・故松下幸之助氏の意志を引き継ぎ「地域から日本を変える」を塾の柱とし、日頃から勉強をしています。そこで、20周年記念講演として、松下政経塾・古山塾頭に講演して頂けないかとお願いしたところ気持ちよく引き受けて下さいました。20周年記念行事では、第一部:午後4時から20周年記念講演 講師=松下政経塾・塾頭 古山和宏、テーマ『今の時代だからこそ、松下幸之助の経営・人生哲学』。第二部:午後5時から20周年記念パーティー2部に分け112日、20周年記念講演及び記念式典”を開催しました。
 式典当日までには、式典の案内、会場の準備と、約2ヵ月ほどかかり忙しい日々でした。案内させて頂いた方々が出席して下さるかどうか心配でしたが、ほぼ皆さん快く出席して下さいました。遠方からは姉妹塾の韓国・機会の学塾の方々もお祝いに来てくださいました。

 20周年記念式典では、私たち塾生は、第一部と、第二部の受付の為、第一部の古山塾頭の講演は聞く事が出来ませんでした。しかし古山塾頭の講演では収録をしてあるので、後日勉強させて頂きます。

 第二部の記念式典では、国会議員の先生方は公務の都合上出席できないという事もあり、それぞれ秘書の方が代理出席して頂けました。来賓の方々は、四国中央市・篠原市長、国会議員の秘書の方々は、衆議院議員 白石徹 秘書:白石寛樹様、参議院議員 山本順三 秘書:広川匡様、参議院議員 井原巧 代理:重城拓也様。県議会議員の先生方は、寺井修県議、渡部治県議、玉井敏久県議、古川拓哉県議。市議会議員の先生方は、宇高英治市議、井川剛市議、加藤喜三男市議、高橋保市議。そして、姉妹塾の韓国・機会の学塾の方々。団体出席の方々では、特定非営利活動法人「しまの大学」、事業協力企業関係者の皆様。四国政経塾・支援企業の皆様、韓国語講座の皆様。その他、四国政経塾関係者の方々、70名の方々に参加して頂けました。ご多忙中の中、大変多くの皆様方にご出席して頂け、皆様には厚くお礼申し上げます。
 また、式典では、開式挨拶に始まり、次に来賓祝辞では、篠原市長はじめ、古山塾頭、国会議員の先生方のメッセージと、お祝いのお言葉を頂戴し、この場で失礼かと思いますが有難う御座いました。そして、すべての方々にご祝辞を頂きたかったのですが、時間の都合上、来賓の県議会議員、市議会議員の先生方、その他団体の皆様、会場ではご紹介をもって御礼にかえさせて頂いたことをお詫び申し上げます。
 来賓祝辞では、韓国・機会の学塾 理事長 劉判洙先生よりお祝いのお言葉を頂きました。そして、20年の節目として、学塾からは記念碑を頂き、誠に感謝しています。

 次に、四国政経塾を代表し、大和田塾頭が挨拶を述べました。塾頭の挨拶ではガンジーの言葉『七つの大罪』、そして柳生家の家訓の話し、最後に20周年のパーティーの場を友達の繋がりの場にして下さいと、挨拶の言葉を述べました。

 次に、乾杯ですが、県議会議員の寺井様に乾杯のご発生をお願いいたしました。乾杯では、当日いきなり、寺井議員にお願いをしたのですが、気持ちよく引き受けて下さり有難う御座いました。
 乾杯後、それぞれ料理をとりにいったり、それぞれの席に挨拶にいったりと会場が賑やかでした。私たちの塾生も来賓席の先生方に料理をお配りしたり、皆様方のお席に挨拶にいったり、記念パーティーは盛大に行われました。

 刻々と時間も進み、次に、20周年を向かえ、今日をまた新たなスタートの日とするにあたり、塾生を代表し決意発表に移りました。決意発表は、2ヵ月前に入塾したばかりの、尾池准也さんが発表いたしました。尾池さんの発表は、塾の勉強会の中で習う、掃除・志・素直・自分の道と勉強することで、少しずつ変わっていく自分の事を発表しました。
 まず、今まで自ら進んで掃除をすることがなく、塾に来るようになってから、まず掃除を済ませると、不思議なことに、今日も頑張ろうという気持ちが湧いてくる。大和田塾頭に聞くと「たかが掃除、されど掃除、その答えは続けていけば解る」と言われたそうです。また他人の意見を素直に聞き、自分の必要でないものを削いでいくことで、新たな自分が見つかることも知り、大きな志で自分の道を見つける。尾池さんは、大和田塾頭に代わり指導できる人物になるまでやり通す思い、解るまで頑張る思い、そして最後の締めくくりに、今までの自分から、これから変わりゆく自分、新たな発想をし、新たな自分探し、塾に入り変わりゆく自分が楽しみだと話しました。決意表明は堂々たるもので、皆さんから盛大な拍手を頂きました。上から目線に感じられるかもしれませんが、これから尾池さんも、沢山の方に会い、いろんな事を学ぶ中で決意発表した気持ちから、逸れる事無く、成長し続けてほしいと願います。

 決意表明の後、閉会にあたり、政経塾の事務局長・鈴木俊弘より閉会の挨拶並びにお礼を述べ、祝・20周年記念講演及び記念式が終了しました。

 私的な事ですが、政経塾の行事の中で、受付や会場のお手伝いと私の母が塾の事を手伝ってくれていますが、20周年行事も手伝いに入ってくれていて、学塾の方々の席に料理をくばりにいったところ、劉先生から、「あ、桐内のお母さん」と声を掛けて下さいました。母が自分を覚えてくれていたことに、とても感謝していました。劉先生の心配りには感謝しています。
 そして、式典を開催するにあたり、井川市議には司会進行を務めて頂き有難う御座いました。また受付は塾生に任されたのですが、当日本当にご苦労様でした。また、このような沢山の方々が集まる中で、勉強になることがたくさんあります。日頃、塾頭が言っている「人生最大の財産は、人脈なり」という言葉の通り、15周年の時も、今回の20周年も、大勢の方々に快く祝って下さることは、塾頭の持つ人脈、政経塾の活動を通しての人脈と、言葉の通り、改めて人脈の重み深さを実感し教えられました。
           
 最後になりましたが、当塾創立20周年記念の開催に際し、ご多忙中にも関わらずご臨席下さった皆様、誠に有難う御座いました。当日は不慣れなことで不手際な点が多々ありましたこと、お詫び申し上げます。お陰をもちまして、20周年記念を盛大に開催する事が出来ました。この上は皆様のご支援、ご協力に感謝し「地域から日本を変える」という目標に向け、歩み続けていきます。本当に有難う御座いました。

          

 20周年記念行事の為、姉妹塾の韓国・機会の学塾の方々がお祝いに来て下さっていたのですが、パーティー前日の1日~3日間の滞在でした。1日夕刻、松山空港にお迎えに行き、四国中央市のホテルに午後7時前に到着。その後、7時半から夕食を共にしました。四国には、釜山直行便が無い為、釜山からソウル⇒松山、身体も疲れているだろうと思い、一日目は、食事を済ませ休んでもらいました。

 2日目は、私たち塾の関係者は、記念式典のために準備があるので、この日は、塾頭の奥様にお願いをして、学塾の人達を観光に連れて行ってもらいました。午後4時から、記念講演と記念式典がある為、沢山の観光はできないので、マイントピア別子を案内して頂きました。後で話を聞くと、学塾の方々がとても喜んでいたようで、奥様には感謝いたしております。有難う御座いました。記念講演では、通訳を入れ講演はできなかった為、学塾の方々には少し苦痛な時間だったと思います。記念式典では、劉先生からのお祝いの言葉、記念碑を頂きました。式典時の時間は楽しんで頂けたかと思います。しまの大学の兼頭さんともお話が出来ていたようですし、その他ご臨席下さっていた方々とも挨拶を交わされていたように見ました。この日はパーティーも盛大に終わり、劉先生はじめ、学塾の方々に感謝いたします。
           

 3日目、この日は、以前来塾されていた上村珠美さんが、20周年のお祝いに広島から来て下さっていたため、是非、学塾の方々に、上村さんの話をして頂きたいと事前にお願いをしていたので、午前中、上村さんの講話をして頂きました。上村さんには、お引受け下さった事感謝申し上げます。※上村さんについては以前来塾された時に塾報で書かせて頂いているので、そちらを参考にして下さい。

 午後、帰国の為松山へ。昼食を済ませた後、道後へ向かいました。帰国便の時間まで、道後でちょっとしたショッピングを楽しんでもらい、夕刻空港へ .....。

 あっという間の3日間でしたが、本当にお忙しい中、政経塾の記念行事に参加してくださった事、心から感謝しています。20周年記念が無事盛大に迎えられた事は、参加して頂いた皆様、そして塾を支えて下さる皆様のお蔭です、また、今回は20周年記念という事もあり、学塾の皆様には、充分な心配りが足りず申し訳なく思っております。この場を借りてですが、創立から20年が経ち、これからも四国政経塾の事、また私たちの事を宜しくお願いします。政経塾の為に来塾して下さった事、心より感謝申し上げます。本当に有難う御座いました。
平成25年11月2日
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