第 287 号
中岡慎太郎会館訪問
 今回も、偉人館巡りは中岡慎太郎会館を訪れました。何故、中岡慎太郎会館と言いますと、新しい塾生が入れば必ず中岡慎太郎会館に行きます。私としては、慎太郎の大きな志、行動力、時代の先を見通す力、此れを体感し、学習して欲しい気持ちからです。今後の自分作りの参考にして欲しいとゆう気持ちがあるからです。

 慎太郎館の入り口付近には、慎太郎の立派な石碑が立っており、そこには慎太郎の生涯を下記のように記してありました。

 ・中岡慎太郎は常に何かのために献身した。
 ・農民のために献身した庄屋
 ・勤皇堂のために献身した青年
 ・尊皇倒幕のために献身した志士
 ・薩長連合のために献身した政客として慎太郎は生きた

 やりたい事をやめてでも、やりたくない事をやったのである。妻を捨て、家を捨て、生命までも投げ捨てて。
 此の石碑に書かれている様に、慎太郎は行動を起こす為に自分の全てを捨て、時間を忘れ、人の為、地域の為、国の為に行動を起こした人物、慎太郎の大きな志が其の時代必要な為の行動力、知識、知恵をフルに使い大きな足跡を残した人物です。

        
       

 上記文章は前回訪問時も書かせて貰いましたが、中岡慎太郎の大きな志の凄さを解って貰いたいとの思いです。日々自分の生活に追われ何時の間にか自己中心の自分に成っていないか、少しは公の事に力を出しているか、誰かの為に行動しているか考えて欲しいものですね。中岡慎太郎会館の事は他の塾生が詳しく書いていると思います。
 皆もっと前を向き、胸を張って生きていきましょう。

 追記
 中岡慎太郎会館の学芸員と少しお話を致しましたが、私の疑問は何故此れだけの功績を残したのに坂本龍馬の様に表に出ないか疑問点をお聞きしましたが、慎太郎は命を狙われて居るのを知る都度、何度も名前を変え行動し文章を残して居るが、其れが本物か如何か立証出来ない為、慎太郎の行動が表に出ないとの事でした。其の後会館の前の売店に行きましたら、気さくな売店の店主と慎太郎の話を致しました。その中で今度中岡慎太郎のNPO法人を立ち上げ多くの人に会館に来て貰いモット慎太郎の事を知って貰いたいと熱く語ってくれました。皆さんも何故霊山の志士達のお墓で龍馬と慎太郎だけがお墓に鳥居が有るのか、又何故二人並んで居るか知る為にも中岡慎太郎会館を訪問して疑問を解決して欲しいものです。
平成28年4月23日
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