第 318 号
足立美術館・水木しげるロード訪問
 91415日、12日で島根「足立美術館」、鳥取「水木しげるロード」を訪問しました。

 14日、午前8時、塾を出発して島根へと向かいましたが道中は長かった。 途中パーキングに寄りながら長い道のりを走らせていると事故だったのか?通行止めになっており、何処のインターだったのか忘れましたが、途中から高速を降りる破目になり、下道を走りましたが、下道は全く何処を走っているのか…、ちゃんと目的地に向かっているのか不安でしたが、高速を降りてからはナビが頼りでした。ナビの指示通り山道を登ったり下ったり走っていると、また高速に入れと指示され昼食を済ませ、何とか無事に足立美術館へと到着しました。

 足立美術館は『名園と横山大観コレクション』美術館です。
 館内の庭園は、1 枯山水庭、2 苔庭、3 白砂青松庭、4 池庭、5 亀鶴の滝と庭園が造られそれぞれの庭園はどれも素晴らしく、枯山水庭をはじめ、5万坪にもおよび6つの庭園は四季折々に様々な庭の表情が観覧出来ます。
 コレクションでは、・近代日本画 ・現代日本画 ・陶芸 ・童画 ・木彫と、数多くのコレクションが観覧出来ます。また、生の額絵、生の掛軸と称された部屋では、壁が開けられその開けられた壁を眺めると、奥に広がる庭園が一つの壁画、掛軸に変わり観賞できてとても印象に残っています。

 庭園もコレクションも時間を掛け観覧しましたが、庭園の管理をされている専門の庭師の人の中に外国の方がいました。日本の庭園に興味を引かれ「日本の美」を学ぶためなのか見習いで、苔の植えつけ方を学んでいました。館内はとても広く時間を忘れ観覧する事が出来ました。帰りに複製画の色紙を2枚と色紙額を買ってしまった。
 美術館の訪問後、宿泊先のホテルへと向かいました。ホテルに到着後しばしの休憩をとりホテル内で夕食をと言っていたのですが、大和田塾頭の脚と腰が痛いようで凄く疲れていたのでしょう、ホテル内に整体があったのでそこでマッサージをしてもらってから食事にするという事で終わるのをしばらく待ち、その後夕食を済ませ、明日に備えて休むことにしました。

 15日『水木しげるロード』へ。
 午前10時ホテルを出発し「水木しげるロード」に向かいました。今回困ったのが、ナビを頼りに現地へと向かったのですが、駐車場がナビでは解らず水木ロードの付近をしばらくナビと自分たちの観で「ここを進んだら多分あるだろう」と駐車場を探した事です。その訳は、水木しげる記念館を最初に訪問しようとしていたのですが、記念館には駐車場がなく記念館付近の駐車場を探さなくてはならなかったからです。何とか記念館に近い駐車場を見つけ到着した。

 水木しげるロードは、平成57月に誕生しましたが、昨年714日にリニューアルオープンされ、JR境港駅から続く約800mの通りに177体の妖怪ブロンズ像が立ち並んでいて、誕生から25周年となる昨年7月に大規模なリニューアルが完成しました。懐かしいレトロな昭和の町並みはそのまま遺され、ロードの探索がしやすいように歩道が拡がり休憩所も増やしたそうです。
 到着後、駐車場でロードマップを頂きました。マップを見ながら水木しげる記念館へ向かいました。記念館は、9つのゾーンに分かれていて、記念館入口に人気のキャラクターが勢揃いして出迎えてくれるのが、1ゲゲゲの玄関。2漫画ワールド、妖怪漫画、戦争漫画、幻想漫画と名作や大作を紹介しています。3水木ギャラリー、4ねぼけ人生の間、5のんのんばあとオレ、6妖怪洞窟、7妖怪ひろば、8人生絵巻の回廊、9企画展示。それぞれに展示物を見て回りましたが、水木しげるの漫画家として大成功するまでの人生観、水木しげるは漫画家であるが冒険家でもあった水木しげる。そして鬼太郎に目玉おやじや妖怪たち、自分が鬼太郎漫画を見ていた子供に戻ったかのように楽しかったです。
     
 記念館を出た後、マップを見るとJR境港駅から1水木マンガの世界、2森にすむ妖怪たち、3神仏・吉凶を司る妖怪たち、4身近なところにひそむ妖怪たち、5家に棲む妖怪たちと5つのゾーンで分けられていて、自分たちが最初に訪れた記念館は駅から最終の5つ目の家に棲む妖怪たちのゾーンにあり、マップを片手に歩道を進んでいったが、大和田塾頭の脚が悲鳴を上げていて4つ目ゾーン途中で引き返しました。少し残念に思えたのですが仕方ありません。駐車場まで戻り車内でマップを見ていると妖怪倉庫の隣に駐車場がありそこを見に行く事にしました。自分は妖怪倉庫とあったので鬼太郎や目玉おやじそして妖怪のグッズ類が置いてあるのかと思っていましたが、訪れ入館料を払っていると何か?あやしげで入口には黒いカーテンで仕切られていました…。もしやと思ったが遅く、妖怪倉庫は“妖怪お化け屋敷”だった。私は、怖いのが超苦手で寝る時も必ずスタンドライトを点け、部屋のドアも開けてなくては寝むれないくらい怖がりですが、入館料を済ませているので入るしかありません!もちろん入口のカーテンを開け覗くと真っ暗闇…!! 入口を潜ってからは訳が解りません、パンフレットによると約100mの通路に妖怪達30体があるそうです。ですが、鬼太郎妖怪倉庫はゲゲゲのパワースポットであり、鬼太郎ファミリーの持つ霊的パワーを授けてもらい、日常のけがれや災厄を祓い清め、出口付近の摩尼車という厄落としの妖石で運気を上昇させたり、絵馬下駄で祈願もできるそうです。
 水木しげるロードには、妖怪神社や河童の泉、妖怪楽園他、歩道には妖怪ブロンズ像全23体等ありますが、残念な事に全て見て回る事が出来ませんでした。また、夜は街路樹がライトアップされ、道路には妖怪影絵のスポットライトが映し出されて昼間とは違った夜の雰囲気を楽しめるようになっているので、また訪問したいと思います。
平成30年9月15日
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