第 66 号
第44回 衆議院議員総選挙

             

 8月8日に参議院で郵政民営化法案が否決され、即日衆議院が解散、真夏の選挙戦となりました。小野晋也事務所に勤務して、まだ一年に満たない状況での選挙戦で、毎日が不安と戸惑いの連続でした。とにかく何から始めたら良いのかすら分からず、まさに雲をつかむ様な状況でのスタートでした。余りにも慌しく、そして短期間に様々なことがあった為でしょうか、前半の記憶が殆ど飛んでしまっています。しかし、結果としては92,245票ものご支持を頂き、見事に5期目の当選を果たすことが出来ました。これも一重に3区選挙区市民の皆様をはじめ、各自民党支部の皆様、それぞれのお立場で影ながら支えてくださった多くの方々のお陰であり、選挙戦の中にいたからこそ、そのことが誰よりもよく分かることが出来ました。本当に皆様にはお世話になり心より厚く感謝申し上げます。

 また、四国政経塾からはスタッフ応援にも多大のご尽力を賜りました。選挙事務所の仕切り役を務めることができたのも、スタッフの皆さんが本当に暖かく支えてくださり、真夏の炎天下の中を黙々と仕事をこなしてくださったお陰です。塾頭には何かと間に入って調整していただく場面もあり、大変ご迷惑をおかけしましたが、精神面では随分救われました。二宮君(塾生)には、スタッフリーダーとして、随分キツイ仕事を頼んだと思いますが、愚痴ひとつ言わずに耐えてくれました。選挙戦が終わって始めて顔を出した勉強会で、塾生の皆さんから「お疲れ様、おめでとうございます。」と言われたときに、それぞれの立場で選挙戦に係わって応援をいただいたこと実感し、心から感謝の気持ちで一杯になりました。

 今回の選挙戦では、さまざまな人が色んな形で繋がっていることを改めて実感しましたが、それだけにいろんな人間関係が渦巻いており、正直メンタルな部分ではきつかったです。何でこれほど言われなくてはいけないのか?と疑問に思うことも多々ありましたし、本当に人は様々な考え方を持っているのだと改めて考えさせられました。しかし、今までに話しをしたことの無かった人とも、じっくり話すことができたことは、私にとっては大きな財産です。また、選挙戦の表舞台だけしか見ていなかった自分自身にとって、今回裏舞台での仕事に係わることができ、改めて選挙の大切さと難しさを知ることが出来たことも大変有意義なことだと思います。
 はじめはとても長く感じられた選挙期間でしたが、終わってみればアッと言う間でした。苦しいことつらいことも多くありましたが、無事結果を出せたことに先ずはホッとしております。
 また新たなスタートを切ることになりました。選挙戦を通じてさまざまな問題も明確になりましたが、とにかく一歩一歩前進していくことに邁進してまいりたいと思います。皆様方には一層のご支援とご指導をよろしく御願い申し上げます。

平成17年9月12日
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