第 73 号
それいけ!てんつくマンT 【出会い編】
 「てんつくマン・・・何それ!?」と言われる方もいらっしゃると思います。そんな方の為に、ものすごく簡単にてんつくマンの紹介を致します。

 本名 軌保博光(のりやす ひろみつ) 改め てんつくマン【天国をつくる男の意味】 1968年兵庫県生まれ。元吉本興業でTEAM−0(相方:山崎邦正)としてダウンタウンの番組で活躍中に「この命を目一杯使って、世の中を面白くしたい。」と言う強い想いから、映画作成の夢を見つけ、引退。自転車で日本一周をしながら、全国各地で個展・講演・書き下ろしパフォーマンス等を行い、映画資金を集める旅を遂行。2003年2月にドキュメンタリー映画「107+1〜天国はつくるもの〜」撮影開始し、約6ヵ月の撮影期間を経て2003年11月上映開始!! てんつくマンのホームページに、より詳しく書いてありますので、興味のある方はぜひご覧下さい。   http://www.tentsuku.com/

 私も政経塾の活動を通して、初めててんつくマンの存在を知ったのですが、正直名前を聞いたとき「てんつくマン・・・? ?」といった状態。その時に、高松にてんつくマン関連のお店で、リサイクル商品やエコグッズを扱う【元気の種】が有ることも聞き、早速正体を確かめるため訪問しました。そこで6/11.12の2日間【元気の種】に、てんつくマン本人が来店するとの情報を入手。(塾頭が数年前に、松山の路上でパフォーマンス中の軌保博光氏と出会っている事実も判明。) 後日アポを取って、6/11()に、生てんつくマンにお会いしました。

 当日は「ちょっとした有名人に会える。」と浮足立っていた私ですが、質問など会話を交わすうち、徐々にてんつくワールドへ引き込まれていったのでした。特に印象に残った話が、「なぜ、てんつくマンに変身しようと思ったのですか?」と塾生からの問いに・・・ (以下、てんつくマン談)

 『皆さんご存知のウルトラマン。彼は正義の味方ですが、問題解決が出来ないのです。怪獣や異星人が地球に攻めて来たとき、彼は地球人の為に戦ってくれるのですが、なぜ怪獣が地球に攻めて来たのか、その原因を追究はしません。ひょっとしたら、怪獣や異星人にも言い分があり、人間に訴えたい事が有って地球にやって来たのかもしれません。けれどウルトラマンは、理由も聞かずスペシューム光線をブッ放し、3分たったら帰っていく。けれど翌週にはまた別の怪獣や異星人が地球に攻めて来る。結局、同じ事の繰り返しなんです。だから僕は問題の原因を突き止めて、それを1個1個解決していき、この世に天国をつくれる てんつくマンに変身しようと決めたんです。』

 この話の受け止め方は人それぞれ違うでしょうが、世の中には簡単な事でも、さも難しいことの様に話す人もいるのに、このユニークな発想と親しみやすい語り口、その会話から漂う威圧や格好つけのない『素のまま』のてんつくマンに塾生皆が魅了されたのでした。

 後日塾の勉強会で、てんつくマンのその魅力を、より多くの方に知って頂く為に「てんつくマンに四国政経塾へ来て頂こう。」と話が盛り上がり、映画「107+1〜天国はつくるもの〜」の上映会を企画する事になったのです。
                            それいけ!てんつくマンU【動けば変わる編】に・・・続く
平成17年11月27日
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