第 74 号
それいけ!てんつくマンU 【動けば変わる編】
 四国政経塾主催での映画上映会、日取りは11/26()に決定!! 場所は政経塾教室で、動員目標数は100名!! 宣材も届き、ポスター・チラシの余白に必要事項の印刷をし、出来上がったら塾生みんなで手分けして、ポスター貼りとチラシ配り、そしてチケットの販売など宣伝・動員活動に励みました。

 そういった日々の活動を通し、塾生が痛切に感じたのは【自分の想いを、人に伝える難しさ】【伝える側と受ける側の温度差】ではないでしょうか。特に今回は、てんつくマンの魅力を純粋にそしてストレートに伝えたかった為、御付き合いで(○○さんの頼みなら・・・的な)チケットを購入して頂くのは極力避けようと、塾生みんなで決めていたので、市内の各ボランティア団体やサークルなどを、今回のイベント内容を説明しながら案内して回りました。正しい事、良い事だからといって、ぞくぞくと人が集まって来るほど世の中甘くもなく、そして自分たちのPRの未熟さも手伝って、想像と大幅に違う周囲の反応は、ある意味良い経験となり、今後それぞれの塾生が何か事を興す際の参考になったのではないでしょうか。しかし、有り難い事に徐々に動員数は増えていき、更にその中から積極的に動員活動に協力して下さる方も現れ、最終的に約90名の方にご来場頂きました。

 さて、今回の映画ですが、2時間10分ほどの決して短くはないドキュメンタリー映画ですが、それを感じさせない内容で、ラストのアフガニスタンのシーンでは涙が溢れました。とにかくこの映画に登場する全ての人は、他のものに依存する事無く、自分が中心となって動いています。(自分勝手という意味ではない。)

 「自分が動かなければ何も変わらない!!」という強い意志のもと、自分を取り巻く環境の全ての事から『自立』もしくは『自立しようと努力』しているのです。昨今のお金だけかけて「結局、何が言いたいの?」と言いたくなる様な映画やドラマより、数倍心に残ります。後はこの映画を観た私たちが、ただ感動して終わりではなく、これを機会にどう変わるかではないでしょうか。映画の上映もこれ一度で終らさず、定期的に行える様に努力し、次回はもっと若い世代(中高生)に観てもらいたいものです。

 初めて名前を聞いたあの時「てんつくマン・・・何それ!?」で終って、高松まで会いに行かなかったら、今回の上映会も無かったし、映画を観に来てくださった方たちとの出会いも無かったんだ・・・と思うとつくづく行動の大切さを感じました。

 最後になりましたが、四国中央市までお越し頂き、手狭な会場でパフォーマンス、講演をして下さったてんつくマンをはじめ、今回の上映会動員に協力して下さった皆様、前日の機材の設置や、当日の会場スタッフとしてお手伝い下さった皆様、皆様のご協力があり、今回の上映会が実現できました。本当に有り難うございました。この世に天国を創るため共に頑張りましょう!!

平成17年11月27日
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