第 82 号
「平和環境健康特別区」申請特別シンポジウムに参加
 3月10日、島根県松江市で開かれた「平和環境健康特別区」申請特別シンポジウムに参加の為、朝9時から松江市に向いました米子道まで来るとまだ高速道路の脇には雪が積もり田舎の風景画目に飛び込んで来ました、さすが、松江市内に入ると雪は無く、出雲の国の雰囲気をかもし出す町並みが有りました。会場はくにびきメッセ国際会議場⇒会場移動⇒松江東急イン「オークの間」で開かれました。


 最初に小松昭夫先生「平和環境健康特別区」がなぜ必要かとの挨拶が有り講演に入り、第一部は「和譲」の心で平和をとゆう議題で、中国、孫衛東先生、又韓国、李涎錫先生の二名の先生の講演でした。


 中国の孫衛東先生のお話は自国のお話に終始された感じで、日本人の私には違和感を覚えました、韓国、李涎錫先生は昔の事はみな忘れて今から何をすべきかとのお話の間に所々昔の韓国の事情の話が出てきて少し理解出来ない部分も有りましたが、此れからの事を考えて行く事は大切だとゆうことが少し理解出来ました。

 次に、パネルディスカッション議題は、今、なぜ中海圏で「和」の生まれる事業かパネラーは中国からは劉淑h先生、徐文泉先生、張毅先生又韓国からは金顯哲先生、尹鎬重先生、李涎錫先生、日本からはばばこういち先生、小山秀夫先生、高橋孝之先生、コーディネーターは小松昭夫先生のメンバーでしたが、パネラーの先生達のお話がまず小松先生のお考えを誉めるわりにはコメントの内容が、小松先生の考え方が解っていないようでした、話が進むにつれて焦点が定まらず何かイライラ感を覚え小松先生の壮大な「太陽の国出雲より、中海・宍道湖圏から世界平和を考える」の内容が解らず各々が自国の事の話で終わった感じでした。
 折角、各国から此れだけの人々が集い良い機会が有るのにもかかわらず、焦点ボケに終わったのが残念でたまりませんでした。

 第二部の「食を通じて世界平和を」の題で久司道夫先生の講演が有りました。内容はマクロビオティック食事法でしたが私には非情に耳の痛い話でした。食生活の原点はアジア、しかも日本の昔からの食生活が最適である、食の原点は穀物、日常の食事のうち40〜60%が穀物(玄米、大麦、小麦,オート麦,とうもろこし、その他に時々パスタ、麺類、パン、シリアル等の粉製品)野菜、豆類、海草等を日常の基本食にし、魚類、果物等は週に数回程度、肉、卵、乳製品は月に数回で良いとのお話でした。このような食事が肥満を防ぎ、現代病等の予防食との細かいデーターを示されての講演には納得させられました。
平成18年3月10・11日
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