第 94 号
興奮の3日間“ ソウル ”
 7月13日朝、私は大和田塾頭・石川さん・桐内さんと共に韓国へ出発しました。今回のソウル訪問の目的は、ビジネスの情報を得るという事だったのですが、私にとっては初の海外訪問だったので、自分の知らない世界を見たり知ったりして視野を広げるというのが1番の目的になっていました。初めての飛行機にドキドキしながら乗り、約1時間半後無事目的地ソウルに着き、1日目の韓国生活が始りました。色々な所に行きましたが、1日目に一番印象に残っているのは、「イテウォン」の観光です。イテウォンでは外国人向けの商品が沢山売られていて、店や屋台がズラーッと並んでいます。歩いていると、店員さんが “お姉さん、これ1,000円安いよ” と、日本語で話しかけてきます。外国人向け商品を売っている人々は英語や日本語を話していて、私はこの事にとても感心しました。私は中学・高校と英語を6年間習いましたが、喋る事は出来ませんし、韓国語に関しては全くわかりません。自分自身、自国語を話す事で精一杯なので、2ヵ国・3ヵ国語を話せると言うのはとても凄い事だと思いました。商品を売らないと生活できまい・生活をより豊かにしたいというのがよく伝わってきて、いかに自分の仕事に真剣に取り組んでいるかがわかりました。生きていくための努力というのを考えた時、自分がそんなことした事がないし、する必要もない恵まれた環境にいたのだという事を実感しました。当たり前のように買い物ができる、ご飯が食べれる、生活できるという状況に感謝だなぁと、心から思いました。観光の後、夕食を食べて1日目が終了しました。

 2日目、機会の学塾・卒塾生の金氏がホテルに迎えに来て下さり、日本語の話せるトレイ製作会社の社長・シム氏も加わって、トレイ製作工場へ出発。この工場に辿り着くまで約2時間、もう一つの工場に着くまで約2時間、移動にかなりの時間を要いましたが、街並みや自然など景色を楽しむ事ができて、私は嬉しかったです。街並みを見ていると韓国の国旗が所々で見られ、愛国心が感じられました。以前、ある方が日本人には愛国心というものがなくなってきている、という話をして下さいました。例えば、祝・祭日など昔は各家に国旗を出していたのに、今は出している家はほとんどないという事などから、自国への関心の低下が伺えます。私も国旗は愛国心を示すものと捉えた事はないし、祝・祭日にも国旗を出した事はありません。「国旗=愛国心」という話を聞いていなければ、韓国の国旗の事に気を止める事はなかったと思います。日本の国への関心の低さは平和ボケしている事も関係していると思います。それに比べ韓国は徴兵制度があり、北朝鮮との戦争も停戦中で、今だに緊迫感というものが感じられます。移動中に38度線付近やイムジン川も見ることが出来たのですが、どんよりした重い空気があるような気がしました。南と北で戦争が二度と起こらない事を祈ります。ビジネスの話は言葉の壁が辛いなぁと思いました。通訳の方を通してしか意志の疎通ができないもどかしさをその場にいて感じました。でも、そのような中で向こうの会社の方にこちらの話を分かってもらい、これから話を進めていこうという所まで行けたので、凄いなぁと思いました。商談中は皆、商品を手に取って互いの感想・意見を言い、とても真剣で商談の様子を始めて見た私にとってこのような場面は新鮮で面白いものでした。環境に良い物なのでうまく商品化でき、沢山の方に環境について関心を持ってもらえると良いなと思います。ビジネスの話も無事終わり、夕食をすませた後、「東大門」へ行きました。若者が沢山いて、夜中なのに活気があって都会にいるんだなぁ〜という気持ちになりました。若者向けの商品が沢山あって見ているだけでとても楽しかったです。充実した1日でした。

 そしていよいよ帰る日3日目、残念ながらこの日は天気が悪く、途中から雨が降ってしまいました。この日は南大門・国会議事堂前・大統領官邸前を見学しました。早めに空港に行きました、晴れていたらもっと色々見れたのに・・・、と思うと残念でした。

 韓国での3日間は私にとって夢のような時間でした、韓国の街並・人々・食文化・仕事、全てが私の心に深く焼きついています。ここまで来る事ができて本当に良かったです。ここまで来れたのは、大和田塾頭・石川さん・桐内さん、そして両親が温かく支えてくださったおかげです。韓国に居る間も皆さんが私を何時も気遣って下さり、色んな事を教えて下さったおかげで、不安なく3日間充実していました、とても感謝しています。私も甘えてばかりではなく、さりげない気遣いや気配りが出来る様にしたいです。そして今回、韓国で知らない事を見て知るという楽しさを知ったので、これから色んな所へ行って、見て・知って・人と関わって自分の世界を広げていきたいと考えています。また韓国へ行って今回見れなかったものを見てみたいと思います。
平成18年7月15日
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