韓国機会の学塾の皆様をお迎えして
 平成20年6月28日に開催する四国政経塾15周年記念事業に当り、6月27日〜29日の3日間、韓国「機会の学塾」の皆様が四国へ来日されました。今回来日された方々は学塾理事長 劉判洙(ユウ・パンス)先生、同塾第11代同窓会長の季在和氏、学塾18期生のHWANG YOON HEEさん、21期生のKIM YOUNG RANさん、21期生 のLEE KYOUNG AEさんの5名の方々です。 初日の27日は韓国釜山からソウル経由で松山空港へ入る予定で、皆様を空港まで迎えに行きました。初日は四国中央市川之江町にある「もつ鍋店」で一緒に夕食を取りながら懇談、その後宿泊先である長谷寺ユースホテルにて宿泊していただきました。

 翌28日は、私の故郷である四国中央市新宮町で開催している紫陽花園をご案内しました。あじさい祭りは今年で19回目を迎えています。新宮町の中野地区に農道が開通したことを記念して植えられた紫陽花が、地域の人達の手によって年
々その数を増やし、今では2万株もの紫陽花が多くの観光客を呼び、地域活性の一躍を担っています。この活動は県知事表彰や農林水産大臣賞を授章するほどの活動へと広がり、県内外から毎年数万人の観光客を集める地域の一大イベントとなっています。また、この活動は地域の人々のボランティア活動によって支えられており、その説明を「あじさい祭り実行委員会」大西会長さんからお話いただいたところ、劉判洙(ユウ・パンス)先生より大変すばらしい活動であり、是非また来たいと誉めていただきました。同じ地域に住む私にと
っても大変誇らしく、私もイベント当日には交通整理などのお手伝いをさせていただいておりますが、多くの地域の方々が係わり、支え会いながら実施しているこの事業に大変深く関心を持っていただき、是非またご案内をさせていただきたいと思います。あじさいロードを後に、新宮町にある観光施設「霧の森」へと向かいました。「霧の森」は第三セクターで運営される民間企業ですが、霧の森大福がインターネット販売などで一躍人気商品となり、注目を浴びている施設です。ここでは新宮の歴史等を紹介したパネル展示をご説明しながら見学していただき昼食を取りました。昼食を済ませて新宮町の基幹産業であるお茶の製造販売をしている(有)脇製茶場へ伺い、工場見学をさせて頂きました。お茶の出来る工程を一つ一つ丁寧にご説明いただき、また2番茶のお忙しい時期にも係わらず、脇社長さん自らお茶の入れ方や歴史などについて実際に試飲しながらご説明して下さいました。改めて郷土の新宮茶の凄さ等貴重な勉強をすることが出来ました。あじさい祭り実行委員会の大西会長様・(有)脇製茶場の脇社長様には本当にご多忙のなかお世話になり有難う御座いました。

       

 夕刻16時頃には会場準備の為、スタッフ数名は会場へ入り、18時の開催に向けて慌しく準備作業を行いました。四国政経塾15周年記念式並びに事務所新築パーティーについては、別塾報に詳細を記載させて頂きましたので、そちらもご覧いただければ幸いです。さて、式典時には韓国機会の学塾より沢山のお祝いの記念品を頂きまして本当に厚く感謝申し上げます。会場では進行などに手を取られ十分な気配りが出来ませんでしたこと大変申し訳なく思っております。何分スタッフ数も少なく、ご不便をお掛けしたと思いますがお許しをいただきたく存じます。

 また、私は最終日29日、所属している地域組織の大会のため、御見送り出来ず直接御礼を申し上げることが出来ませんでした事も合わせてお詫び申し上げます。遠路韓国よりお越しいただき私共の15周年を祝っていただき、本当に感謝の気持ちで一杯です。私たちの姉妹関係が今後益々大きく成長するように微力ながら、日々学びを積み重ねて行きたいと思います。今後とも一層のご支援とご協力をお願い申し上げます。
平成20年6月29日
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