四国訪問 感想
 まず大和田塾頭と政経塾塾生の方々へ心から感謝いたします。
3日間の日程の間、行く所々で多くの人たちの配慮が感じられ、本当に幸せで楽しい時間でした。

 初めて行った四国・・・到着したときから笑顔で出迎えてくれた政経塾ファミリーの皆さんのおかげで、そこが外国ではなく釜山から韓国国内の違う地方に来たような感じを受けることができました。

 討論会では多くの話題が出ましたが、主題に沿って深い議論が出来たというよりも、すこし散漫な感じを受けました。次に討論会をするときには、両国のさまざまな事情に徹底した準備をして討論会に臨めば、何かが見つかり学ぶことも多い討論会になることと思います。

 私たちに少しでも多くの所を見せるために、あちらこちらと案内して頂き本当にありがとうございました。四国の良い所をたくさん見えたようで、とてもよかったです。しかし短い日程の間、いろいろな所を訪問するため、車で移動する時間が多く、次の日程のためにそこで余裕を持って、ゆっくりと見たり聞いたりが出来なかったように思います。

 韓国と日本は「近くて遠い国」といいますが、今回の日程の間、私が感じた日本は「近い国」でした。意思疎通が難しくて深い話がそんなに出来ませんでしたが、互いの考え方が似ている事も多く、短い期間でしたが、人々のあたたかい心が伝わってきました。

 機会の学塾と四国政経塾の交流が韓日間の架け橋となる事を願い、円滑な交流を続ける為に、毎年定期的に会うことが出来ればいいと思います。例えば2泊3日程度のキャンプに出かけ協同生活をする中で、いい思い出や友情を深めるのもいいと思います。実現するなら2泊3日の日程で一緒にキムチ作りを体験したり、いろいろなプログラムを組み込み、さまざまな問題点を話し合う中で、友情を深めると同時に、何か価値のある今後取り組むべき事を見つけられる、いいものとなると思います。

       



 顔の表情や行動でしか感じ取ることが出来ませんでしたが、お互いをもっと深く理解し合う為に、その国の言葉を学ぶことも1つの宿題ではないでしょうか。私は来年3月の訪問を待ちながら、もう少し円滑な意思疎通をするために、日本語を一生懸命勉強する予定です。

 いつも幸福でおられる事を、また次にお会いする時までお元気でおられる事を願います。
機会の学塾 監事 15期生 ソ スギョン
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