韓国 機会の学塾 訪問
 今回の訪問日程は、当初3月末頃の予定でしたが、機会の学塾が以前から行っているカンボジア学校・ボランティア活動の行事に、四国政経塾も参加しませんかと言う話があり、4月に予定されているカンボジア行きの打合せがある事と、当塾生の藤川さんが語学研修の為、韓国へ滞在しているので、語学研修がどの程度進んでいるかの成果を見る為、2月18日(木)〜20日(土)の日程が決まりました。今回の参加者は、日程が急に決まり早まった事で、スケジュール調整が付かず、学塾勉強会の参加は3名でした。

 18日()、朝7時に塾を出発 ⇒ 関空 ⇒ 釜山到着、今回は大和田塾頭と、当塾・事務局長の鈴木県議と私の3名でした。何時も通りの塾から関空までは車の移動です、大和田塾頭や鈴木県議に運転をさせる事も失礼なので、自分の運転ができる範囲、淡路まで私の運転でした。何故淡路までかと言うと、淡路までなら何とか運転できても、阪神高速は私の運転技術ではとても無理です、出来ません。鈴木県議には申し訳なかったと思うのですが、淡路から関空までは運転を代わってもらいました。釜山に到着後、空港には、卒塾生のソンさんとジャンさんが迎えに来てくれていました。ジャンさんとは初対面で、挨拶を交わした後ホテルに向いました。午後7時から勉強会でしたので、夕刻ジャンさんがホテルに迎えに来てくれて、勉強会の前に食事に出掛けました。夕食は、ソンさんがご馳走してくれました。何時もは、韓国焼肉といった韓国料理でしたが、ソンさんが招待して下さった場所は、ステーキ店でした。日本にもありますが、韓国でステーキを食べるのは初めてでした。普段フォークやナイフで食事をする事もない私には「箸をくれ〜・・」と、言いたかったですが、ステーキはさすがに美味しかったです。ライスの量も少なすぎず多すぎず、しかもステーキなど普段食べられないので、私的には大満足!! 食事の後、学塾へ向かいました。

 学塾に着くと、久しぶりの再会に、OBの方々と挨拶を交わし、教室に入ると24期生とOBの方々が待っていて勉強会がスタート、今回の勉強会では、事前に講義内容を文章にまとめ、韓国語に翻訳していました。議題は、『指導者の条件』。まず指導者の条件と指導者の要件について、文章を基に大和田塾頭の講義がはじまり、今までの勉強会とは違い、文章にまとめて講義したため、塾頭の言いたい事が塾生に伝わり、時より笑いもあり良い勉強会だったと思います。24期生の方々とは、初めての勉強会となりましたが、毎度の事ですが、大和田塾頭の話も細かくメモを取るなど皆さんすごく熱心な方々で、人から学び教わる姿勢には何時も感心させられます。ただ残念なのが、当塾生のオチャラケな態度が時折あり、勉強会の場で目上の人への態度を知らなさすぎる点でした。彼にはこれからいろんな意味で学んでもらわなければと感じました。もちろんそんな事を言っても、私自身も完璧ではありません『人のふり見てわがふり直せ』です、やっぱり勉強会の場ですし、誰もが真剣に学ぶ時間だから、自分の態度や発言には、自分も気を付けなければならないと思いました。

       

 19日()、この日の午前中はホテルで過ごし、午後からは、劉判洙先生と大和田塾頭が今後の語学研修の件・カンボジアの日程・学塾の後継者問題・学塾移転問題と大事な話があるので、私たちとは別行動と言う事でした。朝起きて朝食を済ませた後、部屋で休んでいたら、10時頃
、劉判洙先生がホテルに来ると連絡があり、ホテルのラウンジでコーヒーを頂きながら時間を過ごしました。話の中で、カンボジアの話もあり、もうすでに学塾の方でカンボジア日程が決まっており、日程内容と費用について話し合いました。カンボジアの話が終わったところで、気が付いたら11時半になっており、昼食に出掛けるためジャンさんがホテルに迎えに来るので、私は準備もしていなかったため、劉判洙先生にその場を失礼させてもらい、部屋へ戻り準備を済ませ
、昼食に出掛けました。昼食は、ソンジョンテレコム(IT産業)梁会長の招待で、ブルコギをご馳走になりました。梁会長とは去年4月にお会いしたのですが、ほぼ1年ぶりの再開となり、お会いできて嬉しかったです。昼食後、塾頭とは別行動なので、ジャンさんの案内で鈴木県議と国際市場に出掛けました。途中、美香さんも同行してくれてとても楽しかったです。国際市場には、鈴木県議が靴を買いたいと言う事で出掛けたのですが、靴を購入した店以外に、同じ靴が何軒かにあって、どの店も買った店より価格が安く、鈴木県議は「ブツブツ」と、嘆いていました。国際市場をウロウロと探索した後、夕食まで時間があったのですが、3時半ごろホテルに帰り、夕食まで部屋で過ごしました。

 夕刻、5時半に夕食の為、ジャンさんが迎えに来てくれました。夕食の場所は、ホテルから遠く、機会の学塾へ劉判洙先生を迎えに行き、海雲台に向いました。海雲台は段々日々に都会的雰囲気に変わっており海岸がとても美しい所です。夕食には、学塾理事ソンさんも来てくれて、なんだかホットしました。と言うのも、何時も訪問した際には、ソンさんが何時も居てくれたのですが、今回は仕事でソウルに行っていて、勉強会に参加できなかったそうです。私たちが訪問の際
、何時も一緒だったので、それがいつの間にか居る事が当り前に感じていて、居なかったらこんなにも寂しいものかと、ソンさんの存在はすごいと感じました。今回、学塾の後継者問題で、劉判洙先生の後、ソンさんが引き継ぎ塾主になるかもしれない事を聞いていましたが、大和田塾頭の講義内容ですが、今思えばソンさんにもぜひ学んでほしい内容だったのでは・・・。ソンさんには、是非とも私が翻訳した講義文章を読んで欲しいと思います。
 夕食は魚料理でしたが以前も何度か食べた事があります。私は、カルビもいいですが、韓国式の刺身の食べ方も好きでとても美味しく頂きました。日本であれほどの刺身を注文したら、目が飛び出るほど高いだろうし、注文できないな・・・と思いつつ、いっぱい食べてしまった・・・。チャル モゴッスニダ(ごちそうさまでした)
 楽しい時間があっという間に過ぎ、食事が終わりホテルへ
・・・。帰る途中、海雲台の海岸でジャンさんがコーヒーをご馳走してくれました。あったかいコーヒーを頂きながら、劉判洙先生が電車で家に帰る為、釜山駅で最後のお別れをして、ホテルへと帰りました。

 20日()、帰国日となり朝8時ホテル出発、空港へはソンさん、ジャンさんが送ってくれました。空港では、新婚ホヤホヤの イ ドン フンさんが奥様とお子さんを一緒につれてお見送りに来てくれていました。今回の訪問時にも、学塾の皆さんにはお世話になり、特にジャンさんには、初日から最終日までの3日間、私たちの送り迎えなど大変お世話になりました。

 皆さまには感謝いたしております、本当に有難う御座いました。
平成22年2月20日
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