釜山西区役所訪問・機会の学塾勉強会
 7月16日(金)〜18日(日)にかけ、機会の学塾へ勉強のため韓国釜山市へ訪問。今回の訪問は、何時もとは少し違った感覚でした。政経塾鈴木事務局長が、県議に成ったということもあり、鈴木事務局長が機会の学塾での初講演、また、政経塾支援企業での初の参加者(有)エリア・サポート愛媛 加藤さんの参加で7名の参加です。

 何時もなら空港に着きホテルに直行し機会の学塾へ向かいますが、今回は塾へ向かう前に、釜山市の西区役所へ訪問です,これは大和田塾頭が鈴木県議の役所視察のため機会の学塾・塾主YOO先生に依頼をしてくれた為実現しました。西区役所へ到着すると区役所の方々が入口で出迎えてくれて、区役所内を案内してもらい、手厚い歓迎をしてくれました。釜山広域市・西区の資料・パンフレット等を用意してあり、スライドなどで釜山市西区の説明を受けました。その後、区長にお会い出来るという事で区長室に案内をしてくれました。自分達が足を踏み入れる事の出来ない場所です。今までにいろんな公共機関を訪問していますが、区役所へ訪問して何の意味があるの?と考える者も居ますが、ですがそういった考えは間違いだと思う。韓国の区役所に訪問する事、区長にお会いするという事は、議員さんでも様々な書類の手続き、訪問目的を市町村からの正式な要請、様々な段階を踏んでからでなければならない、一民間の私たちが簡単に訪問できる場所、お会いできる方ではないという事。

 今までもそうですがこういった公共機関に訪問できるのは、機会の学塾 YOO塾主と大和田塾頭の真の友情から生まれる信頼関係、そして何よりYOO塾主の釜山における人格者であり、市民からも信頼されている事が大きいと思います。私も含め塾生一人ひとりが貴重な経験となりました。

 西区役所訪問後軽く夕食をし、夜7時から機会の学塾との勉強会となり、始めに塾頭の講演「身・心・安・楽」についての話でした。
 これは松山で薬師寺の大谷執事のお話で大和田塾頭なりの解釈です。

 身体が楽に成れば心が安心する
 心が安心していれば身体がおのずと楽に成る
 逆に身体が病めば、心も心配する
 心が病んでいれば、身体も段々と病んでくる

 つまり、心とは言葉なり、相手を思いやり、周りの人が和む言葉、昔から人は言葉に依って、楽しくもなり、悲しんだり、悔やんだりして来ました、つまり人の喜怒哀楽は言葉より始まる!

 次に、鈴木事務局長の講演です。鈴木事務局長の講演内容は、今回の県議選での話でした。講演の話の中で「自分一人では何もできない」この言葉は私の中で印象に残りました。選挙中出馬する側、応援する側、選挙には出馬する本人はもちろん人一倍の努力をしなければなりませんが、本人だけの力では選挙には勝てません。応援する側の力があって勝利できる「自分一人では何もできない」その通りだと。私も一人の応援側でした、自分の知り合いに「お願いします」と行くと、その人誰、という声が大半でした、小野代議士の秘書という事は解っていても、本人だとわからない、名前は知っていても顔がわからない、そういった状況でした。ですが、本人には秘書としての10年の経験もあり、廻りの人達には10年の本人の経験、鈴木事務局長が県議になれば市民一人ひとりの声を大切に県政へ届けてくれるのではないか、鈴木事務局長に任せれば安心、本人の人柄・秘書としての10年の努力・経験、そして市民一人ひとりの願いが、県議への道に繋がった。このように選挙でもそうですが、一人で選挙などできない。今回の西区役所の訪問でも、自分一人で訪問できたでしょうか、YOO塾主の力・YOO塾主と大和田塾頭との信頼関係があったからこそ、貴重な経験が出来た。政経塾の「地域から日本を変える」この事にも当てはまると思います、一人で考えるより二人、二人で考えるより三人・・・、いろんな人の考え・力をかりられれば、もっと住みよい町、いろんな人が来てもらえる町、住み易い地域に変わる。人は一人では何もできない、そう実感しました。

 二日目、今回は塾生同士でペアを組み行動をすることになっていて、私は、以前から学塾の卒塾生ですが、美香さんとメールのやり取りをしていて、訪問二日目の日にアカスリに行きたいと言ってお願いをしていました。私は何度も韓国には行っていましたが、アカスリには行ったことがなく初体験です。アカスリの風呂は、チムジルバンというお風呂で、チムジルバンを直訳すると湿布の部屋という意味、韓国独特のマッサージ・お風呂文化だそうです。とにかく韓国語が話せませんから、予約は美香さんにお願いしアカスリだけのつもりが、アカスリ+オイルマッサージの予約をしてくれていました。このアカスリ体験は癖になりそうなくらい、さっぱりします。

 今回の西区役所・区長との出会い・勉強会・二日目の塾生との交流、全部含め自分の中で見つめ直し、反省し、この貴重な経験を自分なりにどのように活かせるのか、活かしていくのか、今後自分なりに考え行動していこうと思います。

 西区役所並びに区長との対談、私にとって貴重な経験となり、YOO塾主・大和田塾頭・鈴木事務局長並びに機会の学塾生に、この場をかりてですが、感謝いたします、有難う御座いました。
平成16年7月
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