機会の学塾訪問
 空港に着くとYOO塾主はじめ機会の学塾の幹部と塾生が迎えに来てくれていました。
 先ずYOO塾主と他の関係者に挨拶し、車で塾主と二人でホテルに向かいました、車の中で今回の訪問の目的とお互いの今後の塾の方向付等のおおまかな話をしながらホテルに着き一休みし、19時30分より勉強会に参加しました、最初、私がこの世の中で起こっている問題の原点は全部と言っていいほど自分自身である、環境問題、経済格差等(原点は人間である)の話をし、後、塾生の石川が「真の成功者とは」という内容で講義をしました一時間半程の講義でしたが石川の事前の資料等が良く出来ていたので前回の様に汗をかく事も無く良くまとまった講義でした又今回は機会の学塾の塾生には新鮮な話だったのか、塾生一同真剣に聞き、メモを取る姿が何時もより多く見受けられました。
 塾の勉強会が終わり、ホテルに帰り、今日の反省会をし、12時ごろ一日目の予定が終わりました。

       

       

 二日目は、朝からチャガルチ市場と国際市場に出かけました、今回、参加したメンバーの中にチャガルチ市場と国際市場が初めての人もいてチャガルチ市場の歴史を説明しながら見学しました。チャガルチ市場は、今やとても近代的な市場になってしまいましたが、その長い歴史とともに生い立ちをちょっと振り返ってみますと。時代は今から50年以上前の1950年に勃発した朝鮮戦争時にさかのぼります。当時、海外に脱出していた海外同胞や避難民などが戦争のための食糧不足を少しでも緩和するために、南浦洞にあった砂利畑に露店式で海産物を取引した場所が現在のチャガルチ市場のはじまりだと言われています。チャガルチは「砂利・小石」という意味があり、現在のチャガルチ市場の名前もここから来たとか。その後、1969年に釜山市と韓国政府が海を埋め立て、露店の集まりだったチャガルチ市場を整備して水産協同組合を作り、1970年10月地上3階立てのチャガルチ市場を開きました。これを機に韓国国内全体の水産物を扱う水産物専門市場として知られるようになり、国内だけでなく国際的にも釜山を代表する観光地として発展してきました。そして2006年の8月、新しいビルに建て替えられました。

 国際市場では多くの露天場が建ち並び、日用雑貨から食料品等生活必需品が所狭しと並べています。国際市場でお土産を買い、昼食は韓国の定食を頂き、ホテルで一休みし、夕方、機会の学塾の幹部と今後の四国政経塾と機会の学塾の有り方について話し合いを行ない、お互いが今まで以上に行き来し、お互いの塾をより理解しあう事からはじめ(お互いの塾の勉強会の方法が違う為)将来共同でイベント、日韓交流を促進する為の、事業等を今後の塾の課題とし、それに向けた努力が必要である事で意見が一致しお互いがそれに向けてまい進する事を誓い合い、早めの再会をし具体的な話し合いが持てる様頑張る事で一致しました。

 今回は一日目の勉強会もスムーズに運び、二日目の幹部との話し合いも前向きの話ができ、後は我々が如何なる行動をし、お互いの塾の発展に繋げるかが大事ではなかろうか。 
平成19年2月25日
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