韓国機会の学塾訪問
 5月12日から14日まで姉妹塾である、機会の学塾との勉強会並びにビジネスチャンスを見つけに出かけました。

 空港に着くと卒塾生の旅行会社をしている、禹 宗漢氏とソン スンヨンさんが出迎えてくれました。空港からホテルへ直行し、少しの休憩後、前回韓国訪問時に石鹸見本を頂き日本で売れないか、市場調査を頼まれていた商談を始めました、市場調査の報告、問題点等の話し合いをした後、夕食をご馳走になり、機会の学塾の教室に向いました、塾では一時間目の勉強会の最中で20時から17期生との始めての勉強会、私のつたない講演で、17期生に機会の学塾に席を置いた以上は塾の精神、何の為の活動等、最低限の心構えをふまえて半年の限り有る時間の中で勉強並びに活動をして欲しい事を話させて頂きました。

         

 13日9時半から、禹 宗漢氏と日韓の企業ビジネスを引き出す、ツーアーの計画(韓国、日本の企業人との交流)具体的な計画の提案を受け日本に持ち帰り検討をする事で了承をもらう。

 次に、機会の学塾の理事である、ソンさんと日本から持っていった匂い袋の商談をしたが、単価的な問題で残念ではあるが先送りとなった。

 引き続き便座シートを製造販売しているジャン社長と合流し、工場見学に向かい、便座シートの生産ライン又生産数の問題点を探し解決の為、来月始めにジャン社長の日本訪問を要請し了解して頂く、無事商談の後、ジャン社長の計らいで昼食は山の中の自分の畑で出来た山菜を食べさせてくれる料理屋でご馳走に成り、石仏博物館を見学、博物館見学の後、原料がコーンから作られている食器類のトレー工場へ行く予定があったが、時間の都合上行く事が出来なかったのが残念だった。

 ホテルで休憩し、夕食に出掛けました。
招待された所は韓国の中華街で、私は何度も釜山に行っていますが始めての場所でした、お店に入ると塾生並びに卒塾生が待っていてくれ、食事をしながら、今後の機会の学塾と四国政経塾の有り方について話し合い、現在一番欠落している塾生同士の個人的付き合いが問題点として浮かび上がり(塾同士は姉妹塾であり固い絆で交流が出来ている)今後、各々が個人的交流をはじめる為に、先ずメールのやりとり、時間が出来れば個人的にもお互いに行き来する事を確認する。

        

 今回の訪問を通じて感じた事は、もっとお互いに置かれた国の立場・文化・伝統・生活習慣・金銭的感覚等、お互いにより深く理解しなければ、真の付き合いが難しい事を強く感じた訪問でした。
平成18年3月20日
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