初めての『機会の学塾』訪問

 始めに機会の学塾訪問にあたり、滞在中、大変お世話になった機会の学塾の方々にお礼を申し上げたいとおもいます。
 平成25425日〜28日に、韓国(釜山)に行かせて頂きました。釜山にある姉妹塾、機会の学塾に訪問する目的です。
    

 私は四国政経塾に入塾して間もないですが、早速このような機会に恵まれ、とてもうれしく思いました。
 さて、初めて機会の学塾に訪問させて頂き感じた事は、社会的地位や年齢、もちろん男女関係なく、みなさんの講義を受ける目(真剣)が一緒だったことです。
 勉強に来ているのだから当たり前だろう。確かに、自ら機会の学塾という勉強の場を求めて来ているのですから、当たり前の光景です。ただ、その当たり前の光景に素晴らしさを私は感じました。
 四国政経塾も同じですが、みなさん仕事をしています。自分の仕事を終え、そこから学びに来るのですから、本当にここで学びたいと思わなければ続かない事でしょう。また、人としてもっと成長したいという気持ちがなければ、真剣に講義を受けることはないでしょう。
 ある程度の社会的地位やそれなりの年齢を重ねている人は、自分という強い芯ができているはずです。自分の経験の中で物事に対する見方というのは、ある程度固まっていると思います。
 塾で学ぶことの価値の一つとして挙げられるのは、「なるほど」と思うことだと思っています。正直、日常生活を日々送る中で「なるほど」と思い感銘を受けることは、そう多くはないと思います。
 塾ではそれがごろごろしています。逆に言えばそれがなければ塾の意味がないですし、それを感じなければ、講義を受ける意味もありません。
 もちろんその後に実行がともなっていかなければなりませんが。あちらこちらと話がとんでしまいましたが、今述べてきたように、塾で講義を受ける光景は、一人一人が人として成長しようとする姿であり、そして塾生さん達のあの真剣な目だったのです。

 今回の訪問で、機会の学塾を通し改めて四国政経塾について学んだと思います。死ぬまで勉強…と、四国政経塾の塾生の一人が言っていました。

 私はこれからどんな志を持ち、どんな道を歩んで行くのか。まだ不透明ではありますが、万事研修の思いを忘れる事無く、日々を送りたいとおもいます。

                                        平成25年4月28日
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